2021年GABA飲料発売に向け、お客様が疑問に思う「GABAってなに?効果は?」といったことに対して、ご紹介していきます。
γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略してGABA(ギャバ)と言います。植物や動物、わたしたちの体内にも広く存在するアミノ酸のひとつです。
野菜であればトマトやナス、キュウリ、玄米、果物だとメロンやみかん、ブドウなどに多く含まれます。最近では、ギャバ含有のチョコレートやココア飲料、カップラーメンなどが市販で販売されているので、GABAの文字を見る機会が増えてきているのではないでしょうか。
GABAは主に脳や脊髄で「落ち着かせるための神経伝達物質」として働いています。GABAを摂ることで、ストレスや心拍数をを高める働きをもつ交感神経活動を抑えて、ストレスの緩和、血圧を正常な範囲に抑える効果、加齢によって低下する記憶力の向上、深部体温を低下させ、寝つきに対して改善効果などがあると報告されている成分です。
2016年からはじまった機能性表示食品の成分として認められたことから、GABAの機能性表示食品は数多く発売されています。
機能性を表示すことができる食品は、これまで国が個別に審査・許可をおこなった特定保健用食品(トクホ)、国が定めた規格基準を満たせば、定型の機能性文言が謳える栄養機能食品に限られていました。
しかし、2016年より、企業の責任で科学的な根拠がある機能性を謳うことが出来る機能性表示食品ができました。
機能性表示食品は現在2968品が届出されており、そのうちGABAは324品!消費者の関心度の高い、血圧やストレス緩和、寝つき改善などの効果があることから、購買意欲の高まる成分のひとつとして注目されています。
トマトやナスなどの植物や動物の体内に存在するGABA(ギャバ)は、自律神経の働きを調整することで、血圧を低下させたり、ストレスを軽減する効果があると報告されています。
自律神経には、不安や緊張、ストレスを感じた際に多く分泌される交感神経と、睡眠時やリラックスしているときに多く分泌される副交感神経の2種類あります。
交感神経が優位に働くと、ノルアドレナリンという物質が放出され、血管を収縮させるので血圧が高くなります。しかし、GABAを摂取すると、ノルアドレナリンの働きを抑え、正常な血圧に低下させる効果があります。
GABAの血圧に対する効果を調べた実験では、GABAを摂取すると、最高血圧は8週間目、最低血圧が12週間目で、健康的な血圧まで低下しました。摂取をやめると、再び血圧が上昇するので、GABAが血圧を下げたことが分かります。
Q.いつGABA摂取が効果的なの?
→長期的な摂取で効果を示すものなので、いつ摂取しても効果は変わりません。
Q.他の薬と併用しても大丈夫?
→食品素材なので、問題ありません。ただし、降圧薬を服用されている方は医師に相談が必要です。
Q.正常な血圧の人がGABAを摂取したら、低血圧になるの?
→GABAは正常な交感神経の働きを正常に戻す効果なので、正常な血圧の方の血圧を下げることはありません。
いかがでしたでしょうか?GABAは血圧が気になっている方にとっては、見逃せないなものになります。2021年、GABA飲料の販売を予定しておりますので、販売になりましたら、ぜひ1度お試しください。
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